木になろう。

 

だんだん、死にたいと思わなくなっていくように、感じている。

 

死んでしまいたいと、逃げ場が、どこにもないみたいに感じてしまうときもあって、そうして、誰かを励ましていこうと、猛烈に、己を鼓舞させてしまうことだって、あって、

 

結果は、どうあれ、そのとき、ぼくは、揺さぶられてしまっていたから、しょうがなかった。

 

だからもう、木にしがみついて生きていくしかないような気がする。