消えてくれない承認欲求のしくみ

「あの人間に認められたい」という承認欲求によって、生きづらくなってるとして、 生きづらさの原因が『承認欲求』だとわかったとして、 たとえば、認められたいがために行なっていると自覚している行動を、無理やり止めたとする。 そして、『よし、承認を求…

☆即興ストーリー いいえ、けっこうです。

夜の新宿は蒼い。もう新宿から出ていきたい。新宿は、ぼくのことを離さない。 新宿に先立って、ぼくは以前、二子玉川に行った。地名だなんてどうでもいい。ここで地名のことなんて、あなたたちには関係ない。とりあえず、少し、緑のある、長くて大きい川の、…

☆即興ストーリー 荒野の心

不気味な朝の目覚め。 「今宵は月の小石を持っておいで」 昨晩、あの人は言った。 だから、ぼくは探した。 しかし、見当たらなかった。月の小石とは何だろう? アポロ11号が持って帰った的な、本当に、ものすごくレアなものだろうか? しかし、そんな大規…

☆即興ストーリー 現代にはびこる合理的な価値観より合理的な『ありのままの状態』が、ぼくのような狂人によってオーガナイズされることによって生まれる『大衆が抱く危機感』。あるいはそれに対してぼくが抱くジレンマ

今までの苦労が台無しだったと言っても過言じゃない。 なぜなら、この世の中の狂気と共に、ぼくの中の狂気も、狂気なものだったからだ。狂ってたのだ。 だから・・・死んだほうがいいんじゃないか? と、日頃80回くらいは己に問いながら、それでも、生きてい…

「病んでる」って何だろう?

「病んでる」ってなんだろう。 本来自然界に存在しなかった『概念』を、自他を判断するときの定規として使いつつ生きている時点で、生き物として病んでいるのかもしれない。 社会システムの中で生きている人は『人間』で、 社会システムも含めた自然界で生き…

『考えすぎること』を止めない人生

「考えすぎるな」「あんまり深く考えるなよ」という言葉がある。 思い詰めて苦しんだりしている人を慰める言葉であるが、そう言われてすぐさま『考えすぎないようになる』人なんているんだろうか。 僕は、深く考えることを止めることができなかった。考えす…

復讐心が生まれるワケ

見下された人は、見下した人に復讐したくなる。 たとえ、見下した側にどれだけ理由があろうと、見下される側に非があろうと、見下す働きかけをした瞬間、見下された相手から復讐心を持たれることになる。 これは、男女関係なく起こる現象である。 たとえば、…

信じたいように信じることが、”情”に繋がる

自分と違う人のことは、自分が信じたいようにしか信じることができないのではないか? 「この人は、こういう人だ」と、強く信じることで、人はその人について『ある態度』で接せられるのではないか? ぼくの長年患っていた症状は、「人を信じることができな…

幻の命 〜君を忘れない〜

たしかに君はとても頑固だったと思う自分を絶対に曲げないし、君が「これ!」と言ったら、君の意志はとても強固で、もう誰も、君に逆らえなかったでも、それが君の、いわばアイデンティティーだったんだね絶対に曲がらなかった君が「割れてしまって」、僕は…

hiro『clover』について

SPEEDのhiroさんがその昔、アニメ『ブラックジャック』のエンディングとして歌った『clover』という曲が大のお気に入りです。 いつ聴いても、「このメロディー作った人、才能豊かすぎるだろ」と思います。 【関山弘之】という方が作曲したそうです。 さぞか…

ラーメンズの罠について

最近、 「ラーメンズの罠」 に気づいてきました。 ラーメンズにハマって、 ラーメンズの創る芸術的なコントに魅了される人は、 年々、増加し、後を絶ちません。 彼ら彼女らは、ただハマるだけに留まらず、 「自分もあんなコント創りたい!」 「コバケンみた…

☆即興ストーリー 愛って何?

「君に教えよう。愛というのはな、永遠不滅のものであり、素晴らしいものだ! そして、愛さえあれば、何もかもが完結するのだ。All need is love! 愛さえば何でもできる! おお! 愛は魅惑のエクスプロージョン!」 欧米人のような大げさな身振り手振りで、…

☆即興ストーリー 透明な花火

清らかな水が、ガラスのコップに、ポタリ、ポタリと一滴ずつ落ちる。 一滴落ちるたびに、ポタン、と音がする。 一滴落ちるたびに、コップに水が少しずつ溜まる。 一滴落ちるたびに、コップに溜まっている水がゆれる。 一滴落ちるたびに、世界中がしん、とす…

☆即興ストーリー ペットボトル

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ペットボトルがあったから捨てようと思ったんだ。 中身は空だった。だから、捨てようと思った。 だが、、、、、、、捨てられなかったんだ。 その瞬間に、世界が破滅したんだ。 落とし穴のある地面を踏みしめたときの…

この宇宙に、本来「理論的な思考」は存在しなかった。

この宇宙に、本来「理論的な思考」は存在しなかった。 大昔、人類が数学、哲学をやり始め、学問として体系化した。 初めの初め、学問は、「人は本能だけではうまく生きていけないから、うまく生きるための道具としてこの学問を使おう」という意図から生まれ…

☆即興ストーリー コピー・エラー

「君は、やっぱり模倣だったんだ・・・」 僕は合点することができた。・・・・・・・・・ だって、日本人の大勢がそうであるように、君も、僕も、模倣だろう? だけど、変わらなくちゃいけないんだよ。 なぜなら・・・・・・・笑えてきた。 「はっはっはっ」…

芸術とは理性的理解の放棄である

芸術とは、理性的理解の放棄であり、 理性にしがみついているうちは、芸術をわかることができない。 僕も、やっとよしもとばななの「キッチン」「ムーンライト・シャドウ」を読んで純粋にたのしいと思えるくらい、感性に巻きついていた『理性の力』が弱まっ…

発言するということ

色々考えるんですけど けっこう辛口な意見も持ってるんですけど いざアウトプットしようと思うと、周りの人への影響を考えてしまったり、 「おれの意見・考えなんて、結局は偏見で、意味ないよな」 と感じてしまって、発言を躊躇してしまったり 意見を文字に…

今年、自分が 『無知』 だということを知ることができました(This year, I learned that I am ``ignorant.'')

今年ももうすぐ終わりですみなさん、いかがお過ごしでしょうか色んな出来事があったと思います 僕にとってこの一年は、人生で最も実りある、とても充実したものでした。 去年、「みんな、自分の都合で生きている」と悟り、復讐心を抱くこと自体お門違いであ…