表現は手作業
自分が小物だなあと思うのは、何だかんだ言いつつ、半径5メートル以内にいる人々に向けてしか、うまく物事を書くことができないこと。
一応、多くの人に当てはまりそうな言葉遣いを選んでいるつもりではあるが、理解しようとしてくれる人にしか理解されない内容であること。
文体作りがまだ途上なのと、人間として未熟なのと、両方。
どうも、これは再三に渡って書き続けることでしか、加えて生き続けることでしか、解消されない問題であることだけは、理解しているつもり。
書くしかない。
未知の道に、挑み続けていくしかない。辛い。悲しい。でもやるんだよ。
そして・・・。
一度、ゼロから自分の手で編み出した文体は、そのまま自分の許(もと)から永遠に染みついて離れない。
表現とは、頭の中でただただ膨らませるだけでは成り立たず、ひとえに、手を動かすことによって成り立っていくものなんだよ。