逃れられなかった視点について書こう

最近、人間関係がそれまでと比べて変容していっていて、それはそれほどに成長したということなんだろうけど、また、それまで自分では見えなかった自分の実力不足や、本当に恥ずかしい感じが見えてくるし、余裕がなくって、疎かなコミュニケーションをしてしまう自分が本当に嫌になる。

 

もう、そんな新段階へ踏み入れられるくらいには、準備ができたんだということなんだろう。
知ってはいたけどダメ人間だし、今も間違いなくそうなんだけど、引き続き、恥をボロッボロに晒してしまう(恥を晒す=全て良い ではない)生き方になってしまうし、嫌なんだけども、

 

結局自分は自分にしかなれないし、器用に日々を過ごしたいんだけどもそれがなかなかできないし、こんな感じでブログ等で他者に向かって心中を晒していくことが知り合っている方々へどのような影響を与えるのかはわかる分はわかっているし(別に全然見てないよ、と言われるパターンだって知っているし)、

 

「自覚はしています」という言い訳が、何でもかんでも通じるはずもないということもわかっていて、お前の悩みの何でもかんでもを受け止められるわけではないよ? とも何度も無言で言われてきた人生だったのだけれども、

 

そもそも何をどのように扱われたって潰えない自分自身があって、それは、変に自己否定したってさらに強化されてしまう話でしかなかったから、やっぱり、少なくとも、死ぬまでは、自分を表現して生きていかざるを得なかったから、

 

死ぬ度胸があるわけではなかったから、たとえ、死ねと誰かに脅迫されたところで、生きていかざるを得なかったし………………………。

 

こんな風に『分からない誰か』から追い立てられるような感じでは、何というか、生きたくはないし、こんな風な生活は早く止めて、俗世から離れて、どこかで滔々と暮らしたい。

 

暮らしたいんだけどもまだそれがなかなかできないからやっぱり今はあまり世界が(恐らく)そんなによく見えていない中でどうにか手探りでやっていかざるを得ないし………………………。

 

それにしても、本当に、一体、オレは誰と闘ってるんだといつもいつも不思議なんだが、そんなんでも生きていかざるを得ないのだから、でも、適度に好き勝手には生きてやる。

 

先日、チベット語の講座を2時間受けて、後はとても好きな喫茶店に行って、こんな風なことを延々と考えた。もしこんなんが既に悠々自適だよ、そんなに仕事できてねえくせにと言われてしまうのかもしれないのであるが。

 

そんなら何で、好きな言葉を習ったり、延々と物事を考えたりする時間を持てないような状態を、自他共に是としてきたのですか? と、逆に、聞き返してやりたい。

 

疲れているときは、ちゃんと、休憩することができないと、往々にして、自分をコントロールできなくなってしまう。
ただでさえ既に、突然仕事ができなくなってしまう状態に、襲われることだってあるのだから。
だから、なるべく、どうにもこうにも取り返しが付かなくなってしまう前に、殆ど、たとえ、自分の意思と間違いなく反していおうと、体の声に従って、休んでいく必要がある。
そうすることで、意外と、余裕を保った状態で「悩む」ことができたり、余裕があった状態で悩むことができると、ちゃんと、閉塞した状況に対する、打開策みたいなものが見えてきたりもするから、分からない話なのだ。

 

だから、僕は、毎回毎回、無数の後ろめたさに襲われながらも、体を休めようとしている。
周りから「ダメ人間」だと内心で思われていたりするのは、なかなか、辛いことだ。しかし、僕のことをダメ人間だと考えてきた人たちは、残念ながら、僕をダメ人間ではない感じにさせるための打開策は、誰一人として持ってなどいなかったことが、今までの経験から、分かっている。

 

けっこう僕はこれまで、「こんな自分なんだからダメなんだ」と、無理をしてきた。
意外と、けっこう、無理をしてきた。
そうして、周りからは意外に思われるくらい、他者に対して、気を遣ってきた。
だから、僕は、けっこう『バカな人間』だと、思われている。それは、まあ、良いのではあるけれども………。

 

お互い様なんだよ。大変なんだよ、お前だって。

 

「自分で"無理をしている""頑張っている"と思えている時点で、まだまだ、全然、無理をしている範疇に入っていないし、頑張れてなどいない」的なヤバい文言とだって、相当、向き合ってきた。

 

そういうことを言う人たちとは、往々にして、「自分が、既に死んでいるということにすらまだ気づけていない、ゾンビたち」であったのだと、残念ながら、言い切っていかざるを得ない。

 

自らが、破滅してることに、気づいてない。
いや、気づいているかもしれない。
それだったら、良い。尊敬できる。

 

けれど、タイプというものが、ある。
僕はけっこう、その手の人たちの努力を倣ったところで、もう、更なる破綻を招いてしまったし、更なる破綻を招いてしまったあの頃の自分を、助けられる人間など、残念ながら、その指導者も含めて、誰も存在しなかったから、自分の身はもう、自分で守らざるを得なかったから……………………。

 

お前だって、大変だろう。

 

お前が、お前として、ちゃんと、「大変なんだ」という事実をちゃんと受け留めなければ、いつまで経っても、お前がゾンビになっていて、無自覚に、他の人々を更なるゾンビにさせようとする、恨みがましい行為をしていることに、気づけやしないんだよ。

 

お前がちゃんと「大変である」と気づけなければ、自らが、ゾンビになってしまった境遇への不満を、他者である、多少は優しいオレに対してどうにかこうにか責任転嫁しようしようとし続けることから逃れられないし、そろそろ、オレがお前を救えるわけではないし、オレに甘えたところで、どうにもならないことに気づけよ!!!!!!!!

 

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オレにできるのは、現状のところ、文章を提供することだけ。